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新潟県内に5店舗(スズキアリーナ長岡、ダイハツD-フォーラム、ココセレクト/3店舗)を構え、総在庫数は250台のうち月販150台(直販率80%)を誇るカーステーション新潟(本社新潟県長岡市・金子喜彦社長)は、JUテントリ(共有在庫システム)を使うことにより、新たな販売先を開拓、販路拡大に確実な手応えを掴んでいるという。同社取締役事業統括部長の目黒学氏に話を聞いた。(近藤厚志)
【JUテントリの効果的な活用方法】
登録したり、しなかったりでは効果はでにくいと思いますので、総在庫全てをテントリに登録するようにしております。これは当社の方針でもあるのですが、小売りも含めて、店頭・ネット公開のスピードアップが最重要と考えております。テントリも同様でして、全台数を小売と同様のタイミング(スピード)で入力、掲載を実施しています。いかに早く全ての在庫車を見ていただくかに尽きると思います。これは以前の話になるのですが、仕入れが多く、在庫の登録が一時期追いつかない時がありました。データ分析は常に行っており、この時は明らかに閲覧数が減少していた経緯もありましたので、テントリも含めて「登録のスピード」は今でも最重要視しております。
【テントリを活用するメリット】
当社がポイントとしている指標の一つは「在庫回転率」です。「中古車は常に価値の目減りをする商品である」ことを考えれば、いかに在庫回転をよくするか、短い在庫日数で管理できるかは、中古車販売店経営における一番のリスク回避策と考えております。以前は、それを「仕入れ精度を上げる」または、「営業スキルをあげる」ことによる直販力の強化という部分だけで対策をしていたのが実際のところです。その対策は継続したままで、併行してJUテントリの仕組みを経営に取り入れたことで、利益面は当然ですが、在庫回転率は格段に向上することになったのです。テントリを取り入れることによって、販路拡大が効率よく行えるようになったということになります。
【意外な成果も】
本当はあってはいけないのですが、スタッフが車両の価格設定を間違えまして、当初設定していたよりもかなり高い金額が入力されていたのですが、成約になったことがあります。これも共有在庫システムの面白さでもあり、即落できるので一見高額と思える金額でも需要があれば、落札されるということをあらためて実感したこともありました。
【今後について】
顧客ニーズに沿った営業提案スタイルを確立したいと考えております。当社では、中古車だけでなく新車の販売もしております。また、新車の販売といっても、従来の現金購入、クレジット購入と併行して「リース」による提案にも力を入れております。本当の意味でのお客様目線というものを目指して、あらゆる選択肢の中から、お客様のニーズにあったご提案をして、お客様に喜んでいただけたらと考えております。お客様のカーライフがもっと楽しく、もっと素敵になるようにお手伝いをしていけるよう努めてまいります。
【プロフィール】
取締役事業統括部長目黒学(めぐろ・まなぶ)新潟県出身、昭和51年3月生まれの42歳。日本精機グループ入社後、グループ会社であるスズキディーラーへ配属、2012年より現職。
【店舗情報】
会社名:株式会社カーステーション新潟
所在地:新潟県長岡市寺島町649
代表者:代表取締役 金子喜彦
電話:0258‐21‐3766
店舗数:5店舗
在庫台数:約250台
月販台数:約150台
創業:2004年11月
社員数:31名
設備等:民間車検指定サービス工場・スズキ正規ディーラー・ダイハツスーパーピット店
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