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6月に開催された第19期株主総会においてJUコーポレーション(東京都渋谷区、以下:JUC)の社長に就任した髙谷昭彦社長。就任間もない中で、髙谷社長が考えるJUCの役割、今後の取組みについて話を聞いた。(聞き手:齊藤寛英)
■「JUC」はJUの宝
JUCはJUの宝と考えている。JUCはJU中販連において戦略的にもツールとしても核となる組織。また、JCMもシステム会社であるが、JUCと共にJU中販連の両輪である。今、仮にJUCが無かったらと考えたら恐ろしいことになっていた。共通セリ機やJUナビ、共通カードによる統一化、共有化ができていなかったら、今の状況とは大きく異なっていた。その意味でもJU中販連とJUCの存在価値は大きい。
■会員に新しい価値の提供を
JUナビやテントリは、JU会員にとってプライベートAAと違ったメリットがある。加えて、これから変化が起こるマーケットに対してもJU会員に新しい価値を創造していくことができると考えている。新しい価値を提供することでJUCの企業価値は高まる。
また今後、オークションを開催していないJU会場がオークションを開催、復活することも可能と考えている。JUナビを使えば映像による売買が可能であり、大きな会場や投資の必要がない。JUCのネッワークを使えば47都道府県で開催できる可能性もある。その意味でも共有セリ機、JUナビの果たす役割は大きい。そして、技術の進歩を享受することで、JU中販連の方針を具体的な行動に表すことができる。それはJUCのようなシステム会社があればこそ。オークションをやっていない、会員拡大に苦労している商組でもJUCメリットを出していければ、各県の商組もまだまだ発展できる。
■小売を元気に
明確に打ち出している方向性として、会員販売店の小売の視点からテントリやJUナビの使い勝手を改善していく。これまでテントリは流通の観点から、オークションと共有在庫に重きを置いた視点で議論を重ねてきた。これからは小売を元気にしていきたい。小売が元気になればオークションも盛り上がる。JUナビを通じて仮に1台でも車が売れるというシステムになれば会員メリットも大きい。JUトレードは購入限度額や搬出面でのメリットもある。このメリットの認知をより高めることで利用いただける機会も増える。ジョーカーをはじめ他との連携を強く打ち出していきたい。買取もJUCでメリットを出せることを考えている。
■適正販売店の考え方が事業の軸
適正販売店の考え方は、JUCの事業を展開していく上で今後のコンセプトになってくる。このコンセプトを中心にJUナビ、テントリ、保証を展開することで今後重要性も増し、新しいビジネスモデルも立てられる。まずは現状を把握し、中販連の方針を反映させながら「ノーアタック・ノーチャンス」を掲げ、スタッフと一緒にやっていきたい。
プロフィール
髙谷昭彦(たかたに・あきひこ)
昭和30年6月29日生、62才、栃木県栃木市出身、明治大政経学部卒
JU栃木会長理事長に就任し今年で7期13年目を迎える。今期よりJU関連協会長にも就任
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