「自動車リサイクル部品による環境負荷低減効果の研究」研究発表会
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NGP日本自動車リサイクル事業協同組合(東京都港区・佐藤幸雄理事長「以下NGP」)は、富山県立大学工学部機械システム工学科森孝男教授(富山県射水市)と明治大学理工学部機械情報工学科井上全人准教授(生田キャンパス:神奈川県川崎市)との産学共同で進めていた「自動車リサイクル部品による環境負荷低減効果の研究」成果の一般公開を開始した。
「自動車リサイクル部品による環境負荷低減効果の研究」は、自動車を修理する際に、リサイクル部品を使用した場合と、新品の部品を使用した場合のCO2排出量の差を数値化する研究。この研究により、新品の部品を使用するよりリサイクル部品を使用した方が、CO2排出量を削減できることが明らかとなり、今回の発表をもって今までの研究成果であるリサイクル部品のCO2削減効果値の理論的根拠を一般公開した。
公開発表と同時に専用HP「NGPエコプロジェクト」を開設。HP上にて研究成果を公開する。今回は売れ筋アイテム50部品についての数値公開となるが、今後一年以内にアイテムの90%の部品についての数値公開を目指す。
また、NGPでは環境貢献への意識向上の一環として、リサイクル部品の販売時に発行する見積書・納品書・検査証にCO2削減効果値を記載、リサイクル部品を利用するユーザーに対しなぜ環境に優しいのかの訴求を図る。
NGPエコプロジェクトHP
URL : http://www.nepp.jp