車に興味を示さないと言われる若者の方が心から喜んでいる様子

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晩秋の11月7、8日の2日間、大阪築港がアメリカ西海岸となった―。GLION Museumが主催した「カリフォルニアスタイルフェス2015」は生憎の天候の中、大きな賑わいを見せ、クルマ好きを楽しませた。
「古き良き時代のアメリカ車は本当に素晴らしい。デザイン性に富み、それぞれの独創性は間近で見て、初めて分かる部分も多い。しかも、太いトルクに乗るという〝あの感覚〟は実際に乗ってみないと分からない。『だったら乗ってみて欲しい』。
同ミュージアムのスタッフが会議の場で何気なく発したその〝言葉〟を実際に具現化させたのが、カリフォルニアスタイルフェスに他ならない。
試乗体感させるにはあまりにもリスクが大きいアメリカンヴィンテージカーを惜しげもなく3台用意。さらに、グループ会社のフォーシーズンズからは、C7の現行型コルベットを試乗車として提供し、来場した子どもたちにも大人気だった。
初日7日は薄曇り。少し肌寒い晩秋の気候をもろともしないV8サウンドが轟くと会場は一変。車好きの目が試乗コースに釘付けとなった。今回のコースはミュージアムの赤煉瓦倉庫に囲まれたメインストリートを駆け抜ける特設オーバルコース。試乗会に参加ユーザーは、このコースを自分の運転で走りながら、もう一つの楽しみを味わった。コース内にはラリー競技で言うところのSS(スペシャルステージ)を設置、一定区間を設定速度ピッタリに走りきる事を求められる。勿論、順位も発表され優勝者には豪華な景品も進呈された。
試乗したユーザーはそれぞれに堪能、懐かしんだほか、若者は試乗後、初めて乗った感動を笑顔で語ってくれた。やはり、何事も経験、体感が必要だと強く感じられる試乗会となった。
二日目の8日はガラッと趣きが変わり、空冷フォルクスワーゲン(VW)のクラブチームを中心としたVWミーティングが開かれた。時折きつくなる雨にも関わらず、50台もの空冷VWが大阪築港に集まった。基本的に、雨天時は走らないというユーザーが多い中、質問してみるとやはりMミュージアムに興味があり、一度は行ってみたかったからと熱いコメントが返ってきた。
会場内では、ライブでのバンド演奏やケータリング、スワップミートなど、時間を忘れさせる企画が目白押しの中、午後からは同ミュージアムの協力もあり、アメ車試乗会で使用したコースを自分の愛車であるVWで体験走行するVWアタックを開催。SSのタイムに一喜一憂しながら、「走る人」「観る人」が一体感を味わえる素敵なイベントとなった。
今後も同ミュージアムは年末までイベントの連続。車好きには目が離せない素敵なスポットとなっている。